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クマ子仲間入り ~unser Mädchen ist gekommen~

2016年11月16日19時、予定日より2日早く無事に3460gの女の子が誕生しました。
名前はクマ子です。

15日は元々の予定通り定期検診の日で、出産に備え2週間ちょっとのお休みを取って来てくれていたクマさんが居る間に赤ちゃんが出てくるようにと先生が少し刺激を加え、それが効いたのか夜から陣痛ではなかったのですがお腹が痛みトイレに何度も駆け込みました。
翌朝は少し楽になっていましたがお昼前から徐々に陣痛らしき痛みが始まり、14時過ぎには痛みが10分間隔になったのでクマさんに車を出してもらい病院へ。
2度目の出産とはいえ妊娠期間中何度も激しい腹痛に襲われていたのでどれが陣痛なのか判断が難しく、クマ太の時は破水からだったので病院に行くタイミングにも不安があったのですが、痛みが等間隔に来るようになり間違いないと判断し病院に電話をしてから出発しました。

病院に着くと痛みは5分間隔かそれ以下になっていて、クマさんと共に分娩室へ直行。
クマ太の時は病院に着いてからほぼ丸1日出産準備室で待機だったのに、今回はいきなり車椅子で分娩室へ連れて行かれ分娩台でした。
分娩台の上で血圧を測られるとなんと200越え!普段は血圧はどちらかと言えば低めなのですが、歳のせいかここに来てグッと上がってしまいました。薬で血圧は下がったものの看護士さんにも助産師さんにも何度も「めまいはしませんか?目の前がチカチカしませんか?」と聞かれましたが、幸い症状は全くなく3時間後に無事にクマ子が出て来てくれました。
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3時間、ずっと私の痛みが和らぐようにマッサージし続けてくれていた助産師さんにも、私の容態を心配して勤務時間が終了して次のドクターがみえても残って立ち会ってくださったドクターにも感謝です。

クマ子が産まれてしばらくすると両親と共にクマ太がやって来ました!
日本の病院は立ち会い出産ができない所もあると聞いていたのに私が出産した病院ではクマさんの立ち会いはもちろん、産後にやって来たクマ太と両親も分娩室に入ることができ驚きました。
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クマ太は産まれたばかりのクマ子を見て「かわいい~♡」と大喜び。

産後5泊入院している間、毎日クマさんとクマ太が会いに来てくれましたが、クマ太はクマ子がかわいくて仕方ない様子。
うちに帰るとクマ太のことが後回しになったりガマンさせたりすることも多々あるでしょうが、ずっとクマ子をかわいく思って欲しいなぁとしみじみ思いました。
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(うちに戻って2カ月以上経ちますが今のところ赤ちゃん返りしたり嫉妬したりすることはなくクマ子がかわいくて仕方ない様子です♡)

産後も私の血圧は140前後と高めで、食事は減塩食に。
ドイツの病院食と違い日本の病院食は品目も品数もあり、毎食温かい物が食べられるのが嬉しかったです。減塩食といってもそんなに味が薄い気はせず、強いて言えば煮物などの塩分が足りない分甘味が強過ぎる気はしましたが全体的に美味しく頂けました◎
産科は全室個室だったので他の方の食事を知らなかったのですが、血圧が下がった際に普通食にしても良いとの許可が出て「今後の食事の選択をしてください」と献立を運ばれてビックリ!昼食と夕食は毎日A or Bの選択肢があり、それも美味しそうなものばかり!ウキウキと選んだのですが、その後の測定でまた血圧が上がっていて結局減塩食。選んだ食事は献立を見て興奮しただけで1食も頂けませんでした…
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それでもお祝い膳は出してもらえました☆
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お祝い膳が他の方の物と違いこちらも減塩使用だったのかどうかは分かりませんが、お頭付きの大きなエビフライは頭も尻尾もバリバリと美味しく頂きました◎

ドイツの病院と違うのは、新生児室があること。
ドイツは分娩室からずっと赤ちゃんと一緒でした。
最初は授乳の時間しか赤ちゃんに会えないことが不安でしたが、私の場合高血圧ということもありしっかり寝て休息をとることも大切だと言われ、授乳も無理をしなくて良いからと深夜の授乳は免除してもらうことに。
1人目の時は母乳がなかなか出なくて苦労しましたが、2人目はすんなり出るものだとおもっていたのに今回もなかなか出ず、ドイツではとにかくミルクはあげずに吸わせること、吸わせていれば段々と出るようになると言われていたのでミルクをあげることに抵抗がありました。しかも、こちらの病院では授乳後毎回20ml程ミルクをあげることにもなんだか抵抗を感じてしまい看護師さんに「あげたくないんですけど」と言ってしまいました。
赤ちゃんの体重を増やすことが大切で、体重が減ってしまうと黄疸のリスクが高まると言われ渋々納得。
おっぱいは焦らなくても徐々に出るようになるし、赤ちゃん自身が大きくなると吸う力も強くなるから大丈夫だと言われました。
うちに帰ると夜泣きにも自分で対応するしかないのだし、病院にいる間に楽をさせて貰えて良かったと思います。
おっぱいに関しても、徐々に出る量も増えて来て産後2カ月頃から母乳だけで大丈夫そうになって来ました。
ドイツと方針が違い戸惑う部分もありましたが、病院ではとにかく看護師さんも助産師さんもみなさんとても親切でしっかり休ませてもらえ日本で産んで良かったと思えました。
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日本では産まれてすぐから毎日赤ちゃんを沐浴させますが、ドイツではへその緒が取れるまでせず、そのことについて以前ネットで調べた際にすぐに沐浴しない方がアトピーなど肌のトラブルになりにくいとあったので、産前にへその緒が取れるまで沐浴をさせたくないと伝えた所、その点もすんなり受け入れて貰え良かったです。
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ドイツ式と日本式、それぞれの良いなと思う点を取り入れながら育児をしてゆきたいです♪


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by kumafamilie | 2017-02-01 23:00 | 子育て | Comments(6)
Commented by himekagura at 2017-02-03 17:20 x
クマ子ちゃんお誕生おめでとうございます!!
くま太くんは、妹が可愛くてしょうがないんですね。
普通は嫉妬する場合が多いと思うのですが、そんなに妹が可愛いなんて、優しいお兄ちゃんだなあ。
ドイツと日本で子育てもいろいろ違うのですね。参考になります。両方の良いところを取り入れて子育てできると良いですね。
Commented by kumafamilie at 2017-02-03 23:00
☆himekaguraさん
ありがとうございます!
ドイツの義両親がクマ太のことをSchatzilein(小さな宝物)と呼び、当時2歳のクマ太がその単語の意味をどう理解したかは分かりませんが、良い意味だとは分かり嬉しかったようで、以来私も彼のことを時々そう呼ぶのですが、昨日寝る前に「クマ太はうちのSchatzileinだよ」と言うと、すぐに「クマ子ちゃんもうちのSchatzileinだよね」と言いました。
私は3つ年下の弟が居るのですが、弟に嫉妬したりもっと私ばかりかわいがって欲しいなんて思っていたのに私の子どもの頃と大違いで我が子ながら感心してしまいました。
所変われば子育ての常識や園のこと等違うことがいろいろありますが、自分なりに良いと思う点を選び取り入れてゆきたいです。
Commented by starofay at 2017-02-05 06:16
クマ子ちゃんの誕生おめでとうございます。
ご両親としばらく同居なんて、ママにも子供達にも最適な環境だと思います。
仲良い兄妹になりそうですね。


Commented by uhihihihi at 2017-02-06 07:10
クマ子ちゃん お誕生おめでとうございます!!
クマ太くんも(笑)大喜びでしょうね~♪
子育て大変だと思うけどがんばってね。
Commented by kumafamilie at 2017-02-06 13:20
♪かおりさん
ありがとうございます。
ベルリンに残りたいという気持ちが強かったのですが、つわりも産後も辛かったし、赤ちゃんだけならまだしも上の子の園の送り迎えや食事のこと等ありますし、帰って来ていなかったらどうにもならなかったと思います。
若くはない母ですが、元気でクマ太の送り迎えや日々の買い物や料理をしてくれることにいくら感謝しても足りない程です。
2人が仲良く助け合える兄妹に育って欲しいです。
Commented by kumafamilie at 2017-02-06 13:25
♪うひひさん
ありがとうございます!!
クマ太は大喜びですよ。
園から帰って来るといつも「クマ子ちゃんどこ~?」と探し、「お兄ちゃんが帰って来たよ~♪」と話し掛けています。
クマ太の時は最低限の家事は私がしていたのですが、今は買い物も食事の準備など母にしてもらっているのにクマ太に比べてクマ子は殆ど写真を撮っていないことに気付きました…
2人目なのに今回の方が育児に余裕がない⁈
24時間ビッタリで時間は取られ手は掛けているつもりなのですが、もうちょっと楽しみつつかわいがってあげなければと思っています。
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